ヤサカ自動車は7月31日、京都鉄道博物館へミニカーを寄贈した。鉄道ジオラマにヤサカタクシーとヤサカバスのミニカー計3台が展示された。
彌榮自動車株式会社（ヤサカグループ本社 本社：京都市下京区 以下：彌榮自動車）はこのたび、京都鉄道博物館（京都市下京区 以下：京都鉄道博物館）に弊社ならびに関係会社であるヤサカバスが作成したミニカーを寄贈し、2024年7月31日に寄贈式を行いましたことをお知らせいたします。
今回寄贈したものは彌榮自動車で作成したミニカー1台と、ヤサカバスで作成したミニカー2台の合計3台（現在は非売品）です。鉄道ジオラマへのミニカー寄贈については2例目であり、タクシー事業者としては初めてのことです。
今回の寄贈が実現した背景
京都鉄道博物館が開館した2016年の段階で、弊社内では「いつの日か弊社のミニカーを同館のジオラマに展示することができないか」という、一種の「夢や憧れに近い想い」がありました。しかし同館のジオラマは日本最大級であること、鉄道博物館としては国内主要3館（そのほかは「鉄道博物館（埼玉県さいたま市）」「リニア・鉄道館（愛知県名古屋市）」）のうちの1館であり、敷居が高く難しいのではないかという思いがありました。
そのようななか、彌榮自動車が産学連携事業として参画している京都産業大学の課題解決型授業「O/OCF-PBL2」において、博学連携されている京都鉄道博物館のご担当者様とのご縁が生まれ、この寄贈が実現いたしました。
寄贈式当日の様子
彌榮自動車、京都鉄道博物館の関係者が見守るなか、京都鉄道博物館からは前田昌裕館長に出席いただき、弊社社長の粂田晃稔より駅名板と切符を模した寄贈目録を手渡しました。その後、前田館長より館内の説明を受けながら、鉄道ジオラマに移動し、関係者の前でミニカーが設置されました。
設置の後、早速午前の部の鉄道ジオラマショーが始まりました。多くの方が寄贈されたミニカーの前を立ち寄られたという話を伺い、今回ミニカーを設置したことの注目度と共に、改めて光栄な機会を頂戴したと感じた次第でした。ご尽力いただきました各方面のみなさまに深く御礼申し上げます。
彌榮自動車と京都鉄道博物館では、この取り組みをきっかけに、同じ京都を拠点に活動する交通事業者、そして社会教育施設である博物館として、さらなる地域連携、そして産博連携に取り組んでまいります。
