やまがた女将会(川崎禮子会長=ル・ベール蔵王女将)は1月22日、山形県かみのやま温泉の有馬館で新春研修会=写真=を開いた。「多様な方々に向き合い、一歩を踏み出せる人になる」をテーマに、山形バリアフリー観光ツアーセンター代表理事の加藤健一氏を講師に迎え、障害者へのもてなしを学ぶユニバーサルマナー検定3級資格取得講座を行った。
加藤氏は「ユニバーサルマナーとは、自分とは違う誰かのことを思いやり、理解ある行動をとること」を説いた。その上で「ハードは変えられなくともハートは今から変えられる。むしろ障害は人ではなく、環境にある」と訴えた。
来賓として山形県観光立県推進課、美食・美酒ツーリズム推進室の大泉定幸室長が祝辞を述べた。