ユーロモニターインターナショナルは17日、2017年の世界の延べ旅行者人数は前年から3.7%増加し、旅行支出は4.1%増加するという予測を発表した。
当社はこの度、世界の「旅行業」に関する最新の調査結果を発表しました。
最新の調査結果によると、2017年、世界の延べ旅行者人数は前年から3.7%増加、旅行支出は4.1%増加し、世界のGDPの3.5%を上回る見込みです。
しかしながら、アメリカでの新政権の動向、ヨーロッパでのテロ襲撃、イギリスのEU離脱など
不安定な世界情勢により、世界経済と旅行・観光業は大きな影響を受け、引き続き注視が必要です。
中国は、2022年までに世界で最も海外旅行者数が多くなると見込まれており、アメリカを抜いて延べ1億2,800万人に達すると見込まれています。
日本もその恩恵を受け、2013‐2017年にかけ中国人旅行者が急増し、2013年の延べ130万人から更に600万人増加する見込みです。
なお、各国の旅行・観光業に関するレポートの一覧は下記よりご覧いただけます。
http://www.euromonitor.com/travel