10月28日から韓国・昌原市で開かれている第10回ラムサール条約締約国会議で、日本の化女沼(宮城)、大山上池・下池(山形)、瓢湖(新潟)、久米島の渓流・湿地(沖縄)の4カ所がラムサール条約湿地に登録されることが確実となった。また、93年に登録されている琵琶湖(滋賀)については、西の湖とその水路の長命寺川まで拡大され登録される。
環境省によると、30日に正式登録され、登録認定証が授与される。
久米島は、絶滅危惧種のキクザトサワヘビをはじめとする希少野生生物の重要な生息地であり、今回の登録対象地域は255キロに及ぶ。県内では4例目であり、関係者は「今の環境を守りながらこの恵みを生かしていきたい」と話している。