東京都と東京観光財団は2月13日、「観光活性化フォーラムTOKYO2024」を都内で開催した。テーマは、「観光リスタート期の新たなソリューション~多様な価値観の受け入れと地域の成長~」。東京観光財団は、地域の特色を生かした魅力ある観光施策を支援しており、今回の開催目的は、「各地域での観光施策の参考にしてもらうため」としている。
冒頭、東京観光財団専務理事の鈴木勝氏が主催者を代表してあいさつした。
鈴木氏は、「当財団はインバウンドの回復などもあり、新たな旅行需要を踏まえた地域資源の開発、そして、高付加価値化を目指したサステナブルツーリズム、アドベンチャーツーリズムを今年度から推進しているが、来年度からはナイトタイムツーリズムの一層の促進を図り、持続可能な観光の推進と、新しい価値の創出に取り組む」などと述べた。
基調講演には、脳科学者の中野信子氏が登壇。「ビジネスに生かす脳科学」をテーマに、地域が多様な旅行者を受け入れるために意識する方法などを講演した。
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