11回目となる「ロケーションジャパン大賞」(運営事務局・ロケーションジャパン編集部)のグランプリに映画「浅田家!」とロケ地の津市が選ばれた。2月18日、東京都内のホテルで表彰式が行われた。
同大賞は、この1年に公開、放送された映画やテレビドラマの中から、最も地域を盛り上げた作品と、作品を支えた地域に贈られる。今回は2019年12月から昨年10月までの作品が対象で、全30作品、53地域がノミネートされた。
グランプリ作品は、二宮和也が演じる写真家の歩みを描いたもので、津市は生まれ育った町として撮影された。あいさつした中野量太監督は作品におけるロケ地の重要さを強調した。
準グランプリは連続テレビ小説「エール」と福島市が受賞。特別賞のうち、「支持率部門」は映画「糸」と北海道上富良野町、「行楽度部門」は映画「弱虫ペダル」と静岡県浜松市、「地域の変化部門」は映画「星屑の町」と岩手県久慈市が選ばれた。
また、ロケ実績を効果的な活性化につなげている地域や組織を表彰する「ロケツーリズムアワード」には、地域大賞に千葉県茂原市、企業大賞にリーガロイヤルホテル東京が選ばれた。