ロングステイ財団、ロングステイの最新動向を紹介


発表会の様子

 ロングステイ財団(田川博己会長)は、日本人の長期滞在型余暇の現状とトレンドについて客観的に分析し、ロングステイに関する提言を行う出版物「ロングステイ調査統計2018」を6日に発刊したことから、マスメディアに向けた発表会を13日に東京都内で開催。ロングステイの最新動向などを紹介した。

 ロングステイ調査統計2018では、国内、海外のロングステイ市場に関する動向やインバウンドロングステイに関する情報を加えながら、ロングステイ市場の変化を明らかにし、解説を加えている。

 メディア発表会では同財団の常岡武事業部長がロングステイ調査統計を元に最新のロングステイ動向を説明した。海外ロングステイ市場は約161万人で海外渡航者の9%であるのに対して、国内ロングステイは約850万人で宿泊を伴う全交流人口の2.5%という。常岡部長はこの数字を示し、「国内市場のロングステイは、人口減少が進むが、ロングステイというライフスタイルは定着し拡大しているので、2025年ぐらいまでに2千万人ぐらいに拡大する」と語った。

 国内ロングステイの人気地域トップ10は(1)沖縄県(2)北海道(3)京都府(4)東京都(5)長野県(6)神奈川県(7)福岡県(8)静岡県(9)大阪府(10)千葉県。人気のキーワードは「気候」「強い文化性」「食」「コンテンツの豊富さ」などと、国内ロングステイの動向について解説した。


発表会の様子

 
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