ローレルバンクマシンが発売したキー管理機「KMシリーズ」は、高い安全性を保ちながら複数のかぎを簡単に管理できる点が特徴だ。カギごとに利用者を限定することができるので、24時間多数の人が出入りする旅館・ホテルのかぎ管理に適している。
IDカードと暗証番号を使い、カギごとに利用者認証をする。認証方法は「IDカードのみ」「IDカードと暗証番号」「暗証番号のみ」の3パターン。かぎの数や使用者の人数に合わせ認証方法を選べるようにした。IDは500件まで登録できるので、大勢でかぎを共有する場合も安心だ。
かぎ返却までの時間や返却時刻を設定すれば、未返却のかぎがあることをアラームで知らせてくれるうえ、ボタン1つでかぎがいつ誰によって持ち出されたのか確認できる機能も付けた。
また複数のキー管理機を同時に管理する場合は、管理機をパソコンに結ぶことで履歴やID情報を一括管理できるので、膨大なかぎの情報も1カ所にまとめられる。
長年、通貨処理機の開発、製造、保守を手がけてきた同社のキー管理機は、主に金融機関などで使用されているが、その安全性の高さから旅館などでも導入され始めている。
キーホルダーが5、10、15、20、30個の5つのタイプを用意した。5、10個タイプの場合には、壁掛け専用タイプもそろえた。
さらに厳正な管理を求めたいユーザーには、オプションで取り付けられるICカードリーダーや指紋認証システムも提案している。
この件についての問い合わせ先は、ローレルバンクマシン(TEL03・3502・3311)。
KMシリーズ