作務衣メーカーである布の力久磨衣(埼玉県行田市)と連携し、売店の新しい形作りなどを提案するワォロック(千葉県習志野市)は、「茶つぶ茶」を発売した。これは茶葉だけを細かく粉砕し、錠剤タイプにした茶つぶ。「業務用に開発したヘルシーで新しいタイプの茶。旅館・ホテルの部屋置き用として、また、売店にも置いてもらいたい」と同社の岩﨑一弘社長。
作り方は簡単。茶つぶを、器やボトルに入れて湯や水を注ぐだけで茶になる。湯飲みなら1粒、マグカップなら2粒、500ミリリットル入りのペットボトルなら3粒を入れ、スプーンやマドラーなどでかき混ぜるだけ。土瓶や急須がいらないので、どこでも気楽に茶が飲める。茶だけでなく、料理や焼酎の緑茶割りにも使える。
茶は無添加、無着色で茶葉成分100%を使用した。「通常の茶葉を入れて飲む場合は、茶の水溶性成分が20〜30%のため、その成分が一部しか取り込めない」と岩﨑社長。しかし、この茶つぶは、「成分の大部分をそのまま飲めるので、健康にいい」と指摘する。従来、茶葉が持っているカテキン類や食物繊維も豊富という。
片付けも簡単だ。茶葉やティーバッグとは異なり茶殻やゴミが出ない。急須の後始末をする手間が省ける。
パッケージは、旅館の女将などのイラストをあしらった大正ロマン調の8柄。「抹茶入り玄米茶」と「特蒸煎茶」の2種類がある。1つのパッケージには2粒入り5袋が入っている。
価格は、1パッケージ399円(税込み)。
この件についての問い合わせ先は、ワォロック(TEL047・409・0851)。
茶つぶ茶