JR東日本は12月18日、ワクチン接種済みの人向け施策の一つとして設定をした団体専用臨時列車「巡るたび出会う旅号」を運行した。使用車両はE系10両編成。東京から東北地方への旅に490人が参加した。
同列車は、往路が午前8時に東京駅を出発し新青森駅に午前11時56分に到着。復路は、午後4時10分に新青森駅を出発し、午後7時40分に東京駅に到着した。東京、上野、大宮駅の各出発駅の受付では、旅行企画を実施した旅行会社が検温、接種証明書などの各種証明書の確認を行った。
同列車の途中停車駅は、上野、大宮、仙台、盛岡、八戸駅。仙台、盛岡、八戸、新青森駅では新幹線ホーム、改札前で横断幕による出迎えのほか、ノベルティの配布(盛岡駅、新青森駅)が行われた。
旅行企画は、VTSでは未来の八幡平を学ぶ「盛岡コース」、ねぶた師の特別講話が付く「青森コース」、フリーコースの「八戸コース」を用意。参加者は、雪景色の観光地や歴史・文化、食などを楽しんだ。
QRコードを使用して実施した参加者アンケート(N=119)では、ワクチン接種済みやPCR検査での陰性について考慮したと答えた人は92人(77%)だった。
受付の様子(大宮駅)
出迎えの様子(仙台駅)