一休は19日、宿特化型SNS「YADOLINK(ヤドリンク)」を開設した。
【概要】
サービス名:YADOLINK (読み:ヤドリンク)
URL:https://yadolink.com/
利用方法:宿泊体験に関する情報をどなたでも投稿・閲覧ができる、宿特化型SNSです。旅行中に撮影した写真を選択し、コメントやタグを付けて簡単に投稿いただけます。閲覧時には、ご自身のスタイルに合わせてタグで絞り込んだ検索をしたり、お気に入りのアカウントをフォローして投稿を参考にしたりできます。アカウントは無料で開設できます。
推奨:スマートフォン ※パソコンからは閲覧可能・投稿不可
- 宿好きが集う、上質な宿泊体験が写真で見つかる宿特化型SNS
「YADOLINK」は、お宿を訪れた方が自ら撮影した写真を基に投稿できる「宿特化型SNS」です。写真中心で直感的に好みの宿探しがしやすいユーザーインターフェースとなっております。ご自身の中で言語化できていないニーズへの気付きや、まだ見ぬ「自分好みのお宿」との予期せぬ偶然の出会いを演出いたします。
一休では、コロナ禍以前に『一休.com』のヘビーユーザーで旅好きのお客様を数名ご招待したお食事会やユーザーインタビューを定期的に行っておりました。お好きな宿をお尋ねすると、ご自身が愛する宿について熱量をもって語ってくださったり、ユーザーの方同士でお互いのお気に入りの宿をおすすめし合う会話が弾みます。
「YADOLINK」は、インターネット上における「宿好きが集まり、心置きなく宿愛を語れ、それが誰かの役に立つ幸せな場所」となることを目指して立ち上げられました。“宿愛”をもつ人同士が集う「趣味のコミュニティ」ならではの安心感の中で、投稿・宿探しをしていただけましたら幸いです。
サービス開始に先駆けて一部の一休ユーザーや一休社員による投稿を開始し、2022年4月19日時点で約450アカウントの登録、500件の投稿がございます。2022年内に20.000件の投稿を目指しております。
【ポイント】
- 「ブックマーク」機能でお気に入りの宿を快適に管理・検索・予約可能
「YADOLINK」は、お気に入りの行った宿・行きたい宿をブックマークして快適に管理できます。施設ページの情報は宿のデータベースに紐づいており、宿の情報をすぐにチェック可能です。また、宿の公式サイト・予約サイトへのリンクが設置されており、お気に入りの宿が見つかったら手軽に予約へと移行できます。
『一休.com』の旅好きユーザーへのインタビューでは、お気に入りの宿の管理に苦労しているというお悩みを耳にしておりました。「メモ帳に手入力」すると労力がかかり、「画面のスクリーンショットの保存」だとそのまま情報を検索できないという不便さがあります。「ポータルサイト、総合型SNS、予約サイトのブックマーク機能」だと宿以外の情報と混在してしまったり、予約サイトに掲載されている特定の宿しかブックマークできないといったこともあります。
「YADOLINK」は、それらのお悩みを解決し、お気に入りの宿を快適に管理できるツールとしてご利用いただけます。
- 「タグ」機能でスタイルに合った宿選びができる
宿選びのポイントは人により様々で細分化されています。また、同じ人であっても、同行者、人数、目的など、旅のシチュエーションごとにポイントは異なります。
「YADOLINK」ではタグ機能によって、嗜好に合わせた絞り込みができます。「客室露天風呂」「オーシャンビュー」「夜景」「一棟貸し」といったタグがつけられた投稿が多くされております。
また、「子連れ旅行に向いている」「朝食が美味しい」といったタグの投稿は、体験した当事者ならではの視点からの情報が詰まっており、同じシチュエーションの方にご参考いただきやすい内容となっております。
- 宿を軸に「旅マエ」の情報収集を行い、旅を作れる
「YADOLINK」は宿の情報収集以外に、旅先での計画を立てるためにご利用いただけます。1つの投稿で9枚まで写真をアップロード可能で、写真ごとに内容に合致した「写真タイプ」を9つの中から選択できます。旅先でのアクティビティやお食事、立ち寄りスポットの写真が集まる「周辺観光」「周辺グルメ」は、「旅マエ」の情報収集に適しています。
宿に着いてから教わったり、現地を訪れて初めて知ることもある地元で有名なレストランやお土産情報を事前に知っておけると、往路で立ち寄ることができるかもしれません。その宿を訪れた人が立ち寄ったお店、スポットの写真と体験した情報を「旅マエ」に覗き見させてもらい、次の旅をより充実したものにしていただきたく思います。
【事業責任者の紹介】
株式会社一休 新規事業本部 YADOLINK事業部長 佐藤亮介
1994年生まれ、大阪府出身。大阪大学にてロボットの研究、京都大学大学院にて機械学習を用いた製造品質最適化の研究に従事。2018年、新卒入社のP&Gで不良検知アルゴリズム開発に携わったのち、19年一休に入社。パーソナライズレコメンドや検索意図にマッチした画像最適化でユーザーのUX改善を図る。21年11月、新規事業を立ち上げ、事業部長に就任。
・YADOLINK事業部長・佐藤のコメント
一休でマーケティング・データサイエンスの業務を担当してきましたが、近年SNSに投稿される宿泊体験レビューを参考に旅行計画を立てる人を多く見聞きするようになりました。しかしながら、日本全国の素敵な宿や上質な旅時間の過ごし方を知っている方の中には、一般的なSNSでの発信に躊躇される方も多いようです。ですが、『一休.com』のヘビーユーザーへのインタビューで「最近行ったおすすめの宿はありますか?」と尋ねると、全員が本当に嬉しそうに愛する宿について語ってくれます。
そこで、宿好きだけが集まるSNSを作れたら、心置きなく“宿愛”を語れ、それを見た誰かが参考になる場所になると考えました。その思いを胸に新規事業として社内で提案を行い、「YADOLIMK」の立ち上げにいたりました。「宿のことならYADOLINK」と言っていただけるサービスにすべく、今後もアップデートを行ってまいります。宿好き、旅好きの皆さま、感動した宿泊体験をぜひ「YADOLINK」で教えてください!きっと誰かの旅の道標になります。