一休、ANAの新IIT運賃によるダイナミックパッケージ発売 国内OTAで初


 一休は8日、ANAの新IIT運賃によるダイナミックパッケージ(DP)を「Yahoo!トラベル」で発売した。同DPの発売は国内OTAで初めて。

一休の親会社であるヤフー株式会社が運営するインターネット旅行予約サービス「Yahoo!トラベル」では、2020年1月8日より、国内ダイナミックパッケージ(※1)の「ヤフーパック(ANA便)(※2)」にて、全日本空輸株式会社(以下、ANA)が新たに導入する「個人包括旅行運賃(以下、新運賃)」を採用した旅行商品を、国内OTA(Online Travel Agent)に先駆けて発売しました(※3)。2020年6月1日以降の出発便が対象となります。

従来、航空会社は季節や曜日などの需要予測をもとに、数カ月先までの運賃を旅行会社へ提示し、旅行会社は当該運賃を自社の商品に組み入れて、年2回の特定時期に数カ月分の旅行商品をまとめて発売する方式が慣例となっていました。しかしながら、このような方式による販売は実際の空席状況に応じた柔軟なプライシングができず、需要にマッチした価格設定ができていませんでした。

一方、新運賃では、355日先(ANAの場合)の航空便が常に販売可能となる方式(ローリング式)となり、その価格は実際の残席数に応じたダイナミックプライシング(変動料金制)により提示されるため、ユーザーは年末年始やお盆など、決まった時期の旅行の計画が立てやすくなるとともに、早めの予約や混雑日・混雑時間を避けた航空便の利用で個人旅行がよりお求めやすくなります。

「Yahoo!トラベル」は、これからもユーザーのみなさまに便利でお得なサービスを提供するインターネット旅行予約サービスとして、国内外の旅行市場の活性化に努めてまいります。

※1 航空便をはじめとする交通手段と、ホテルなどの宿泊施設を所定の範囲内で自由に選択できる募集型企画旅行です。
※2 ANAセールス株式会社提供主催の国内募集型企画旅行
※3 「楽天トラベル」、「じゃらんnet」、「るるぶトラベル」などのOTAに先駆けて、株式会社一休を通じて国内ではじめて発売(ヤフー調べ)

■新運賃導入による主な変更点
(1)常に355日先の帰着分までの予約が可能に
従来、年2回の特定時期に数カ月分の旅行商品をまとめて発売していた販売方式が、常に355日先の旅行帰着分まで販売可能となるローリング式に変更されます。これにより、ユーザーは年末年始やお盆など、決まった時期の旅行の計画が立てやすくなります。

(2)空席状況次第で旅行商品がお求めやすく
実際の残席数に応じたダイナミックプライシング(変動料金制)により、早めの予約や混雑日・混雑時間帯を避けた航空便の利用で個人旅行がよりお求めやすくなります。

※2020年6月1日以降出発の旅行では取り消し料の規定が一部変更されます。詳しくはこちらをご覧ください。

 
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