三重県と県観光連盟は10日、シェラトン都ホテル大阪(大阪市)で「三重県観光記者発表会および交流会」を開催、旅行会社や報道関係者ら約200人が出席した=写真。今年度の観光PRポスターの紹介やエリアごとの観光、特産品の情報をアピールした。10年秋冬も「美し国、まいろう。伊勢志摩キャンペーン」を開催することを説明した。
伊勢エリアは、今年1月にかけ替えた伊勢神宮の宇治橋を紹介。伊勢神宮の参拝客数は今年1月で223万人と昨年を上回るペースで推移。また、名勝・夫婦岩の男岩と女岩を結ぶ大注連縄(おおしめなわ)を用いたお守り「夫婦岩守」を作った。
鳥羽、志摩エリアは定番となっている志摩三大グルメ(あのりふぐ、的矢かき、伊勢えび)や海女小屋で海女さんと会話しながら新鮮な魚介の食事を楽しむ「海女小屋体験」のほか、09年10月の海女資料館のリニューアルオープンをアピール。
鳥羽市観光協会はプロポーズの言葉コンテストを開催し、3月末まで応募作品を募集している。
津市は、11年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」の主人公、江が幼少の頃暮らしていた、ゆかりの地であると強調した。
伊賀エリアは、昨年12月に新登場した、松本零士さんデザインの忍者列車の新車両を紹介した。