三重県は7日、4月から2016年3月まで3年間続く予定の「三重県観光キャンペーン〜実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」で使用するロゴマーク=写真=を発表した。ロゴマークは、公募で集まった1644作品から選ばれたキャッチフレーズ「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」を基に、県がデザインした。
ロゴマークを囲む三重(さんじゅう)の3色の輪は、三重(みえ)での「つながり、輪」を表し、緑と青は恵み豊かな大地と海を、赤はキャンペーンにかかわる人の情熱を表現している。輪の中には、忍者や伊勢海老、海女、サーキット場で使われるチェッカーフラッグなど、県内の観光地や観光資源を表現したイラスト11点が描かれている。
県は、今年の伊勢神宮式年遷宮、来年の熊野古道世界遺産登録10周年と、県観光に大きな影響を与える節目の時期を連続して迎えることから、これらに合わせて大規模な観光キャンペーンを展開する。
ミッドタウンで三重フェア開催 18〜27日
県は18〜27日、東京ミッドタウン(東京都港区)で「三重フェア」を開催する。県内の行政、民間観光関係者らが首都圏在住者を対象に、三重の魅力をPRする。
期間中、鈴木英敬知事らによるトークセッションと海女、忍者といった観光資源をPRする「県観光交流会」、地元食材を使った料理を通じて観光を盛り上げる「レストランセミナー」、名産品(三重ブランド)を販売する「プレミアムショップ」など、各種イベントを予定している。