三重県とリクルートライフスタイルは3月29日、「宿泊業の働き方改革」に関する連携協定を締結した。鈴木英敬知事と同社旅行領域担当の宮本賢一郎執行役員が同日、三重県庁で締結式を行った。
リクルートライフスタイル内に設置された観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」が実務を担当する。
具体的には、「持続可能な宿経営の未来塾(仮称)」を6~12月ごろに実施する。三重県内の中小規模の旅館・ホテルで、業務・人事面の改革に興味関心が高い経営者、次期経営者候補、業務マネジメント担当者などを対象に、県が参加者を募集する。定員は約30人。
プログラム内容は、(1)旅館経営を取り巻く現状課題や改革のための知識(2)業務改革への挑戦、自社の経営改革ストーリー(計画書)の作成(3)人事改革への挑戦、自社の経営改革ストーリーの磨き上げ―を予定している。