幕末の志士、高杉晋作の功山寺決起から2014年で150年を迎えたことにちなむ記念事業「城下町長府パレード」が12月13日、山口県下関市の城下町、長府地区の功山寺などで開かれた。主催はしものせき観光キャンペーン実行委員会。
地元の高校生をはじめ、長府観光協会や萩市の観光関係者が、奇兵隊の扮装でパレードを行った。15年1月に放送が始まるNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で高杉晋作役を演じる俳優の高良健吾さんが参加した。高良さんは、高杉晋作が功山寺決起の際に着用した甲冑のレプリカを羽織って、乗馬してパレードを行った。
パレードの開会セレモニーには、下関市の中尾友昭市長をはじめ、高杉晋作や幕末維新150年の記念事業を踏まえ、下関市と広域連携協定を締結している山口県萩市の野村興兒市長も参加した。
両市は、「花燃ゆ」のゆかりの地やロケ地として、ドラマ内にも多数登場する予定。下関市内にある「高杉晋作終焉之地」の整備も行われ、12月13日に完成した。萩市には大河ドラマ館が1月11日に開館する。
高良さんが乗馬してパレードに参加した