世田谷まちなか観光交流協会と世田谷区産業振興公社は6日、「第3回世田谷まちなか観光メッセ」を東京都世田谷区の商業・オフィスビルで開いた。食文化や観光を紹介するシンポジウムなどを実施した。
世田谷まちなか観光交流協会の桑島俊彦会長が「一昨年に立ち上がり、東急、京王、小田急など鉄道会社をはじめ66団体が組織に参画している。世田谷には130の商店街、年間150のイベントがある。駅の文化財や祭り、グルメなどを発信していく」とあいさつ。
パネルディスカッションでは、観光庁の米村猛観光地域振興部長、八幡山商福会商店街振興組合の小塚千枝子理事長、お笑いタレントの石塚英彦さんが「食文化で味わう世田谷の魅力~世田谷のまちなか観光とは~」をテーマに、世田谷ならではの食の魅力の発信、食を生かしたまちづくりについて討論。インスタグラムなどSNSの活用や世田谷の食材を使った「世田谷鍋」などが提案された。
基調講演では、世田谷区産業振興公社の近藤賢二理事長、観光庁の米村部長が、世田谷の観光魅力や全国各地のまちづくり手法について話した。
世田谷区の商店街による「ちょい飲み&つまみ食い」がテーマの街歩きイベントもPRした。