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王志発中国国家旅游局副局長を団長とする100人の代表団が中国から来日し、東京・芝公園のザ・プリンスパークタワーで17日、「中国観光交流会」を開いた。日本側からは政治家、旅行会社、メディアなど350人が出席した。
今年が「日中平和友好条約締結30周年」と「日中青少年友好交流年」にあたり、さらに「北京五輪」の開催年でもあることから、北京市、上海市、山東省、福建省など11の省市の旅游局、旅行会社から日本人観光客の誘致担当者が来日し、観光説明会と交流夕食会を開いたもの。一行は大阪、東京、仙台、北海道の各地をまわり、同様の説明会を開いた。
王副局長=写真=はあいさつの中で、3月15日に北京の中国人民大学で開いた日中青少年友好年の開幕式に出席した胡錦涛国家主席が、5月に来日予定であることに触れた上で、「両国の友情と発展関係が大事」と述べ、観光相互交流を軸に日中間の友好関係が強化されていくとの認識を強調した。
これに対し、二階俊博自民党総務会長は、魯迅が小説「故郷」で唱えた「もともと地上には道はないが、みんなで歩けば道になる」という言葉を引用し、「いかなる困難があろうとも両国間の友情を信頼し合うことが大事だ」と応えた。
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