中国最大手オンライン旅行会社Ctripは19日、横浜市と連携協定を締結した。
オンライン旅行会社Ctrip(最高経営責任者 孫潔(Jane Jie Sun/ジェーン・スン))は、中国市場から横浜への観光誘客の推進を主な目的とし、横浜市と連携協定を締結しました。なお、横浜市が海外旅行会社の観光振興に関する協定を締結するのは今回が初となります。
■連携協定の概要
中国は、横浜市の外国人延べ宿泊者数において最大の割合を占める重要な市場です。中国・上海市に本拠地を置く、中国最大規模のオンライン旅行会社であるCtrip と連携することにより、各々の有する情報や媒体・ノウハウを活用し、観光客の更なる増加を図り、賑わい創出・経済活性化を進めます。
<具体的な取組内容>
➢プロモーション協力
相互の公式サイトやSNS、Ctrip のパートナー企業のオンラインプラットフォーム
における横浜の観光情報の発信やプロモーション活動の協力
➢魅力あるコンテンツの開発
中国からの観光客に訴求できる観光コンテンツの開発及び旅行商品の造成
➢マーケット分析
Ctrip の持つインバウンドに係る関連データを活用したマーケット分析
➢観光関連事業者支援
観光関連事業者向けセミナーの共同開催等
■協定締結式の様子
■林 文子 市長のコメント
横浜市は観光・MICEの推進に力を入れており、このたびの連携協定締結は、海外からの誘客に向けて、大変大きな意義があります。ラグビーワールドカップ2019™、東京2020 オリンピック・パラリンピックの開催を控え、中国最大手のOTA であるCtrip 様と連携することは、より多くの方を横浜に惹き付けるうえで、大きな力になります。中国から訪れるたくさんの方々に、横浜の魅力に触れていただきたいと思います。横浜市としても、横浜の観光の一層の発展につなげてまいります。
※ OTA・・・Online Travel Agent の略でインターネット上のみで取引を行う旅行会社
■Ctrip について
シートリップ(英: Ctrip.com international Ltd. 中:携程旅行网)
最高経営責任者:孫潔(Jane Jie Sun/ジェーン・スン)
中国・上海市に本拠地を置くオンライン旅行会社。
中国でマーケットシェア65%以上(傘下の2社含む)の最大規模OTA。
旅行検討のための旅行情報の提供から各種予約、旅行後の口コミまでのワンストップのプラットフォームを展開。
また、「Trip.com」としてグローバルに旅行予約サイトを展開している。
日本人のお客様向けの予約サイト「Trip.com」ではホテル、航空券、列車チケットが予約可能で、 24時間の日本語顧客サービスセンターも運営している。