中国経済産業局と中小企業基盤整備機構中国支部などは2月10日、松江市内のホテルで「旅館の経営力向上を目指して」をテーマに、研修会を開催する。旅館業を始め、観光関係者の参加を呼びかけている。
デフレの長期化や人口減少などの影響で地域経済の縮小が続く中、「旅館業の経営は厳しさを増しており、その経営力の向上は地域活性化にとって大きな課題。研修を通じて旅館業の経営力向上に向けたヒントをつかんでほしい」と同局。
研修会ではサービス工学研究センターの内藤耕・副研究センター長と一條旅館の一條達也社長が講演する。同旅館は宮城県の鎌先温泉にある客室24室、従業員約40人の温泉旅館で、「ハイ・サービス日本300選」の受賞企業。講演では売り上げ倍増の秘訣を明らかにする。
参加費無料。定員50人。問い合わせは同局(TEL082・224・5655)。