内閣府はこのほど、法人企業景気予測調査の7～9月期分を公表した。同期の自社の景況判断ＢＳＩ（上昇の企業割合から下降の企業割合を引いた値）は、大企業と中堅企業が上昇超、中小企業が下降超だった。先行きも中小企業のみが下降超の見通し。
大企業が3.8で、前回調査（4～6月期、マイナス2.0）から5.8ポイント上昇。中堅企業は2.2で、同（マイナス1.0）3.2ポイント上昇した。ともに前回の下降超から上昇超に転じた。
中小企業はマイナス10.0で、前回調査（マイナス10.6）から0.6ポイント上昇も、下降超にとどまった。
10～12月期の見通しは、大企業が7.6、中堅企業が7.0、中小企業がマイナス0.1。
来年1～3月期の見通しは、大企業が5.8、中堅企業が4.1、中小企業がマイナス3.8。
ともに大企業と中堅企業が上昇超、中小企業が下降超の見通しだ。
