日本政策金融公庫はこのほど、中小企業景況調査の7月分を公表した。同月の中小企業の売上DIは前月比1.5ポイント増のマイナス2.4。11カ月連続のマイナス水準となった。今後3カ月(7~9月)の売上見通しDIは同2.1ポイント減のマイナス1.9と、4カ月ぶりにマイナス水準に落ち込んだ。
調査は7月中旬、三大都市圏の同公庫取引先900社に実施。このうち609社から有効回答を得た。
売上DIは前月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。
6の最終需要分野別に見ると、食生活関連が前月比9.1ポイント減の0.1と、プラス水準を維持。建設関連も同2.4ポイント減の3.7とプラス水準となった。
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