食関連が大幅減
日本政策金融公庫はこのほど、中小企業景況調査の9月分を公表した。同月の中小企業の売上DIは前月比4.8ポイント減のマイナス1.8。2カ月ぶりに低下するとともにマイナス水準に落ち込んだ。6の最終需要分野別では食生活関連がプラス水準ながら前月から大きく低下した。
DIは売り上げが前月から増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は9月中旬、三大都市圏の同公庫取引先900社に実施。572社から有効回答を得た。
DIは今年3~6月に4カ月連続でプラス水準となったが、7月にマイナス水準に転落。8月にプラス水準に回復したが、9月は再びマイナスに落ち込んだ。
最終需要分野別では食生活関連が24.2ポイント減の0.6。衣生活関連が5.7ポイント減の8.0。乗用車関連が11.4ポイント減の1.1。
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