経済産業省は、地域金融機関などに中堅・中小企業へのデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を促すため、新たなガイダンス(手引き)を作る。有識者検討会で議論しており、2024年3月までに報告書を取りまとめる。同省は、大手地方銀行で取引先のDX支援を手がけた人材を事務局に配置しており、金融機関が取引先の実態に合わせて支援できる環境を整える。
11月までに、ふくおかフィナンシャルグループの幹部などが委員を務める検討会を立ち上げた。全国銀行協会などの金融業界団体もオブザーバーとして参加する。事務局の同省ITイノベーション課は九州地区地銀の出身者を採用し、検討会の担当に充てた。【記事提供:ニッキン】
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