鉄道旅客協会が2日に発表した主要旅行業12社の3月の旅行取扱額は、前年同月比3.4%増の2910億1181万円だった。
内訳は国内旅行が6.6%増の1943億4299万円、海外旅行が6.9%減の810億156万円、外国人旅行が28.2%増の133億1426万円だった。
取扱額が前年同月を上回ったのはジェイティービー、日本旅行の2社。国内旅行もジェイティービー、日本旅行の2社、海外旅行は3社、外国人旅行は11社となっている。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比1.1%増の3兆3934万6141万円に。前年同期を上回ったのは5社だった。
分野別では国内旅行が6.0%増の2兆2542億3932万円、海外旅行は11.6%減の9827億3814万円、外国人旅行は38.6%増の1353億5690万円となった。
国内旅行で前年同期を上回ったのは、ジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、西鉄旅行、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズの10社、外国人旅行は11社だった。
一方、海外旅行は全社が下回っている。