鉄道旅客協会が4日に発表した主要旅行業12社の11月の旅行取扱額は、前年同月比2.1%増の3111億7795万円だった。
内訳は国内旅行が3.7%増の2143億7777万円、海外旅行が6.2%減の809億5987万円、外国人旅行が40.0%増の142億5344万円だった。
取扱い額が前年同月を上回ったのは5社。国内旅行はジェイティービー、日本旅行、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王旅行、日通旅行、阪急交通社の7社で、海外旅行は2社、外国人旅行は9社となっている。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比1.2%増の2兆3974億3623万円に。前年同期を上回ったのは6社だった。
分野別では国内旅行が6.3%増の1兆5941億8721万円、海外旅行が12.0%減の6942億1147万円、外国人旅行が40.1%増の963億2405万円となった。
国内旅行で前年同期を上回ったのはジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、西鉄旅行、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズの10社。外国人旅行は11社、海外旅行は全社が下回っている。