鉄道旅客協会が3月29日に発表した、主要旅行業13社の2月の旅行販売取扱額が、前年同月比1.4%減の2241億6233万円だった。総取扱額の11年同月比は5.4%増だった。
内訳は国内旅行が前年同月比0.6%減の1287億896万円、海外旅行が同3.2%減の902億2887万円、外国人旅行が同39.5%増の38億7437万円だった。
総取扱額が前年同月を上回った事業者はジェイティービーと日本旅行の2社、国内旅行はジェイティービーと東武トラベル、阪急交通社の3社だった。
昨年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比6.6%増の2兆9493億7865万円だった。13社中11社は、前年同期を上回った。累計総額の11年同期比は5.0%増だった。
分野別の累計額は、国内旅行が5.1%増の1兆7518億5482万円、海外旅行が7.5%増の1兆1275億469万円、外国人旅行が60.8%増の536億3577万円。
国内旅行の累計が前年実績を超えた事業者は10社。うち東武トラベル、阪急交通社、クラブツーリズムが2ケタ増だった。外国人旅行は12社中10社が前年同期を上回り、うち4社が3ケタ増だった。