観光庁がこのほど発表した主要旅行業者43社・グループの2024年6月の旅行取扱状況で、総取扱額は2019年同月比26.6%減、23年同月比2.7%増の2916億6253万円となった。このうち国内旅行は19年比19.4%減、23年比9.0%減の1765億9074万円、海外旅行は19年比37.3%減、23年比33.6%増の999億5308万円、訪日旅行は19年比20.1%減、23年比0.5%減の151億1871万円だった。
総取扱額で19年を上回ったのは8社で、取扱額が最も大きかったのはHTB-BCDトラベル(19.2%増・32億7633万円)、伸び率が最も高かったのはWILLER4社計(39.4%増・15億1771万円)だった。23年比では23社が上回っており、取扱額が最も大きかったのはJTB7社計(4.9%増・1029億9209万円)、伸び率が最も大きかったのは三越伊勢丹ニッコウトラベル(113.8%増・3億8750万円)だった。
国内旅行で19年の取扱額を上回ったのは10社で、取扱額が最も大きかったのは阪急交通社2社計(22.5%増・147億6119万円)、最も伸長したのは日産クリエイティブサービス(42.5%増・1億5758万円)だった。一方23年を上回ったのは15社で、取扱額が最も大きかったのはビッグホリデー(4.2%増・28億2800万円)、最も伸長したのはHTB-BCDトラベル(41.2%増・12億6175万円)だった。
会員向け記事です。