観光庁が14日に発表した主要旅行業43社・グループの2023年5月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が19年同月比で32.2%減となる2857億2748万円となった。19年同月比において、海外旅行については先月より上昇し、外国人旅行については先月と比較するとほぼ横ばいの状況。国内旅行は約8割にとどまった。
総取扱額が19年度実績を上回ったのは、WILLER(17.3%増)、エスティーエートラベル(5.1%増)、菱和ダイヤモンド航空サービス(14.5%増)、富士急トラベル(59.0%増)の4社だった。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は同18.1%減となる2009億7520万円。19年度実績を上回ったのは、エヌイーオー(48.2%増)、ケイライントラベル(42.2%増)、富士急トラベル(62.7%増)など7社。
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