観光庁が13日に発表した主要旅行業者43社・グループの2023年8月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が19年同月比で34.2%減となる3178億4354万円だった。対19年同月比において、海外旅行、外国人旅行は前月と比較すると多少の増減はあるものの、ほぼ横ばいの状況となった。国内旅行は台風の影響もあり、減少した。
総取扱額が19年度実績を上回ったのは、富士急トラベル(63.7%増)、三越伊勢丹ニッコウトラベル(52.6%増)、ケイライントラベル(19.8%増)、テック航空サービス(12.2%増)など7社。
分野別に見ると国内旅行の取扱額は同27.2%減となる1916億9211万円。富士急トラベル(70.2%増)、ケイライントラベル(37.8%増)、三越伊勢丹ニッコウトラベル(28.7%増)など7社が19年度実績を上回っている。
海外旅行の取扱額は同44.4%減となる1118億8289万円だった。19年度実績を上回ったのは、三越伊勢丹ニッコウトラベル(67.1%増)、ケイライントラベル(18.9%増)、テック航空サービス(13.4%増)など5社。
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