観光庁が3月25日に発表した1月の主要旅行業49社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比2.5%増の4255億8034万円だった。
内訳は国内旅行が6.9%増の2884億1084万円、海外旅行が8.1%減の1270億4924万円、外国人旅行が40.5%増の101億2027万円だった。
旅行会社からの聞き取りによると、国内旅行はテーマパークの影響などにより関西方面と、新幹線開業効果により北陸方面が引き続き好調。東北方面も旅行会社の集中キャンペーンにより好調。海外旅行は引き続き欧州を中心に低調。外国人旅行は東アジア、東南アジアからの訪日客が堅調。
取扱額の合計が前年同月を超えたのは49社中26社。国内旅行は46社中32社、海外旅行は48社中14社、外国人旅行は33社中23社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比2.9%減の1061億6312万円。内訳は国内旅行が3.2%増の651億3988万円、海外旅行が11.5%減の405億9538万円、外国人旅行が11.0%増の4億2786万円だった。
募集型企画旅行の取扱人数は、1.3%減の258万4838人。内訳は国内旅行が1.3%減の232万2620人、海外旅行が5.2%減の23万7113人、外国人旅行が49.0%増の2万5105人だった。