観光庁が5月27日に発表した主要旅行業50社の2014年度旅行取扱状況年度総計(速報)は、総取扱額が前年度比1.2%増の6兆4195億5328万円だった。
内訳は、国内旅行が2.1%増の4兆800億3191万円、海外旅行が1.6%減の2兆2270億592万円、外国人旅行が35.2%増の1125億1565万円だった。
総取扱額が前年度実績を上回ったのは、50社中31社だった。
分野別で見ると、国内旅行は取り扱い47社中32社、海外旅行は50社中24社、外国人旅行は36社中24社が前年度実績を上回った。
総取扱額の四半期別の前年度同期比は、第1四半期(4〜6月)が1.6%増、第2四半期(7〜9月)が1.9%増、第3四半期(10〜12月)が1.3%増、第4四半期(1〜3月)が0.2%減だった。
国内旅行は年間を通して前年実績を超えた。海外旅行は第2四半期のみ前年を超えた。外国人旅行は通年で2桁増加した。
募集型企画旅行は、総取扱額が1.1%減の1兆7555億1511万円だった。内訳は国内旅行が1.6%増の9899億2679万円、海外旅行は4.5%減の7603億8394万円、外国人旅行は39.7%増の52億438万円。
募集型企画旅行の取扱人数は、国内旅行が3.1%減の3593万4218人、海外旅行が10.8%減の375万2616人、外国人旅行が49.1%増の29万3020人で、総計では3.6%減の3997万9854人だった。