観光庁が11月21日に発表した9月の主要旅行業50社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が5704億5108万円で前年同月比3.2%増だった。
内訳は国内旅行が2.0%増の3486億5845万円、海外旅行が4.1%増の2129億8763万円、外国人旅行が38.4%増の88億500万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行は前年同月比では増加したが、台風などの相次ぐ天候不順により、直前の申し込みが伸び悩んだ。海外旅行も増加したが、8月から引き続き台風などのフライトへの影響に対する懸念から、申し込みが伸び悩んだ。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは50社中37社。国内旅行は取り扱い47社中29社、海外旅行は49社中30社、外国人旅行は31社中18社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比0.5%増の1556億4758万円。内訳は国内旅行が0.6%増の841億3530万円、海外旅行が0.3%増の711億1551万円、外国人旅行が37.9%増の3億9678万円。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比2.6%減の334万4134人、国内旅行は2.3%減の296万8099人、海外旅行は7.8%減の35万1614人、外国人旅行は66.1%増の2万4421人だった。