観光庁が12月17日に発表した10月の主要旅行業57社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額5949億1016万円で、前年同期比5.3%増。これで6カ月連続の増加となった。
内訳は国内旅行が前年同月比4.5%増の3823億2927万円、海外旅行が同6.3%増の2041億7285万円、外国人旅行が同21.1%増の84億805万円だった。国内旅行は、対前年同月比で9カ月連続の増加となり、海外旅行は9カ月ぶりの増加となった。
取扱額の合計が前年同月を超えたのは57社中39社だった。
国内旅行は取り扱い53社中31社、海外旅行は56社中36社、外国人旅行は38社中28社がプラスだった。
募集型企画旅行の総取扱額は前年同月比8.2%増の1545億1143万円。国内旅行が同5.3%増の815億6004万円、海外旅行が同11.5%増の725億4078万円、外国人旅行が同58.7%増の4億1061万円だった。
募集型企画旅行の取扱人数は、前年同月比3.1%増の345万298人だった。前月比では3万2624人減少した。
内訳は国内旅行が2.4%増の306万8083人、海外旅行は7.1%増の36万2001人、外国人旅行は48.2%増の2万214人だった。