観光庁が12日に発表した今年1月の主要旅行業58社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が前年同月比1.5%増の4026億1929万円だった。6カ月連続で前年実績を超えた。このうち国内旅行は2547億6226万円で同1.5%増、海外旅行は同1.4%増の1449億9521万円で、ともに6カ月連続の前年比増。外国人旅行は同9.4%増の28億6182万円で、2カ月連続で前年を上回った。
国内旅行は「全国ベースでは回復基調」(観光庁観光産業課)で、取り扱い54社中、27社が前年の取扱額を超えた。海外旅行は取り扱い57社のうち25社が前年超えした。外国人旅行は2ケタ増となった前月よりも増加幅は小さくなったが、依然回復基調。取り扱い35社中22社が前年を超えた。
募集型企画旅行は、総取扱額が前年同月比1.4%増の1070億4634万円だった。内訳は、国内旅行は同0.5%増の583億4213万円、海外旅行は同2.6%増の485億813万円、外国人旅行は同7.0%減の1億9608万円だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月並みの286万145人だった。内訳は、国内旅行が同0.4%減の251万8932人、海外旅行が同3.6%増の33万2795人、外国人旅行は同12.5%減の8418人だった。