観光庁が12月13日に発表した12年10月の主要旅行業58社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が5755億2497万円で、前年同月比1.9%減、前々年同月比では0.2%減だった。内訳は、国内旅行が前年同月比1.6%減の3710億7695万円、海外旅行が同3.2%減の1974億2694万円、外国人旅行が同19.9%増の70億2108万円。国内旅行は2カ月連続の減少となった。
分野別に前々年同月比を見ると、国内旅行は0.9%減、海外旅行は1.5%増、外国人旅行が10.9%減だった。
58社中、取扱額の合計が前年を超えたのは20社。国内旅行で前年を超えたのは54社中、22社。
募集型企画旅行の総取扱額は前年同月比は0.7%増の1444億1087万円だった。国内旅行は同3.3%増の785億3326万円、海外旅行は同2.2%減の656億1876万円、外国人旅行は1.9%増の2億5885万円。前々年同月比は、国内旅行が1.8%減、海外旅行が7.9%増、外国人旅行が38.7%減だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は前年同月比0.6%増の334万7794人。内訳は国内旅行が同1.5%増の299万5839人、海外旅行が同7.5%減の33万8316人、外国人旅行が同15.3%増の1万3639人で総計では同0.6%増の334万7794人だった。