観光庁が16日に発表した2012年11月の主要旅行業58社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が5507億4408万円で、前年同月比1.0%増、前々年同月比では3.1%増だった。内訳は、国内旅行が前年同月比2.7%増の3614億6633万円、海外旅行が2.5%減の1829億8129万円、外国人旅行が13.0%増の62億9646万円。
分野別に前々年同月比を見ると、国内旅行は4.1%増、海外旅行は1.5%増、外国人旅行は11.1%減。国内旅行は、3カ月ぶりの増加。
58社中、取扱額の合計が前年を超えたのは30社。国内旅行で前年を超えたのは54社中、36社。
募集型企画旅行の総取扱額の前年同月比は2.1%増の1373億3395万円だった。国内旅行は5.9%増の818億7075万円、海外旅行は3.0%減の552億4567万円、外国人旅行は6.5%減の2億1753万円。前々年同月比は、国内旅行が5.9%増、海外旅行が3.9%増、外国人旅行が26.5%減で、合計で5.0%増加。
募集型企画旅行の総取扱人数は前年同月比1.9%増の368万4359人。内訳は国内旅行が3.2%増の334万6988人、海外旅行が10.5%減の32万6042人、外国人旅行が6.7%増の1万1329人。前々年同月比は国内旅行が1.2%増、海外旅行が2.3%減、外国人旅行が23.7%減、合計では0.8%増だった。