観光庁が12日に発表した4月の主要旅行業58社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額4501億6190万円で、前年同月比1.6%減、10年同月比では4.6%増加した。
内訳は国内旅行が前年同月比2.3%増の2877億2608万円、海外旅行が同9.5%減の1543億8327万円、外国人旅行が同41.7%増の80億5254万円。国内旅行は3カ月連続の増加となった。
分野別に10年同月比を見ると、国内旅行は6.1%増、海外旅行は1.1%増、外国人旅行は27.1%増だった。
58社中取扱額の合計が前年を超えたのは17社。国内旅行で前年を超えたのは54社中、27社だった。
募集型企画旅行の総取扱額の前年同月比は3.5%減の1175億2403万円だった。国内旅行が4.0%増の686億3345万円、海外旅行が12.5%減の484億9569万円、外国人旅行が14.9%増の3億9489万円だった。10年同月比は、国内旅行が8.2%増、海外旅行が9.9%増、外国人旅行が0.3%減で合計で8.9%増だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比1.0%減の296万8864人。内訳は国内旅行が0.9%増の267万6295人、海外旅行が17.6%減の26万9961人、外国人旅行が17.9%増の2万2608人。10年同月比は、国内旅行が4.6%減、海外旅行が5.9%減、外国人旅行が4.3%増で、合計で4.7%減少した。