観光庁が3月28日に発表した今年1月の主要旅行業61社の旅行取扱状況は、総取扱額が前年同月比6.4%増の3887億2241万円だった。4カ月連続で前年実績を超えた。国内旅行も4カ月連続で前年比増となり、同4.3%増の2420億8634万円だった。海外旅行も4カ月連続増、同9.8%増の1437億837万円、外国人旅行は13カ月連続増、同22.3%増の29億2770万円。
国内旅行は、取り扱い56社中30社が前年実績を超えた。「団体旅行が好調。一部事業者で沖縄方面が好調だった」と観光産業課。
海外旅行は、取り扱い59社中41社が前年超え。トップツアー、日本旅行などの伸びが目立つ。
外国人旅行は取扱総額では2ケタ近い伸びをとなったものの、前年実績を超えたのは取り扱い33社中16社と半数程度。大幅に伸ばした事業者が目立つ一方で、2ケタ減の事業者も目立った。
募集型企画旅行は、総取扱額が同6.1%増の1052億1626万円だった。内訳は、国内旅行が同3.4%増の578億7036万円、海外旅行が同9.4%増の471億5458万円、外国人旅行が同47.4%増の1億9132万円。
募集型企画旅行の取扱人数の総計は、同0.3%減の284万2215人。このうち国内旅行は同0.7%増の251万1702人、海外旅行が同8.2%減の32万913人、外国人旅行が同18.7%増の9600人。