鉄道旅客協会が1日に発表した主要旅行業12社の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比5.0%増の2957億4877万円だった。内訳は国内旅行が同0.8%増の1846億9872万円、海外旅行が同13.2%増の1023億7290万円、外国人旅行が同15.3%増の72億1556万円だった。
国内旅行は12社中5社が前年実績を上回ったものの、いずれも2ケタの伸びとはならなかった。
海外旅行は取り扱い12社中11社が前年超え。京王観光のみ前年割れに。
外国人旅行は取り扱い11社中7社が前年を上回った。7社中6社が2ケタの伸び。
今年4月からの累計は総取扱額が前年同期比6.0%増の1兆8967億503万円だった。内訳は国内旅行が同0.5%減の1兆1509億7664万円、海外旅行が同18.2%増の6960億5481万円、外国人旅行が同24.5%増の384億7801万円。
総取扱額の累計が前年同期を上回っているのは、農協観光、読売旅行を除く10社。このうち日本旅行(同10.5%増)、日本通運(同14.3%増)が2ケタの増加。国内旅行は、12社中、ジェイティービー(同0.8%増)、日本旅行(同2.1%増)、日本通運(同13.4%増)の3社のみ前年を上回っている。