作務衣メーカーである布の力・久磨衣(埼玉県行田市、安達卓史社長)はこのほど、作務衣(さむえ)や二部式着物などを幅広く掲載した最新の年間カタログ「布の力2010年版」=写真=を発刊した。
新作の廉価版作務衣としては「蓮喜(はすき)」と「くずし綾おり」などを紹介。蓮喜は、発売前から予約が殺到したという売れ筋の商品。一方のくずし綾おりは「今までになかった清楚な白色、織りを選んだ」(同社)という自信作だ。
作務衣以外にも下駄や巾着といった従来商品に加え、初の掲載となる同社オリジナルのシニアグラスも紹介している。
布の力・久磨衣は、和風旅館を中心に、従業員ユニフォームや宿泊客用の部屋着として作務衣を提案するほか、半纏や暖簾、藍染で作った小物入れなど、旅館が必要とする商品を幅広く取り扱っている。導入実績は、和風の飲食店なども含めて約8千軒という。
カタログ請求など詳しくは、布の力・久磨衣(TEL0120・431・901)まで。