九州の関係機関が連携し、訪日外国人旅行者を対象にした「レンタカーで九州をドライブしよう」キャンペーンを10月1日に始める。高速道路の利用に便利な定額割引パスを西日本で初めて発行。九州のドライブ旅行の魅力を発信し、パスを利用して周遊してもらう。期間は12月26日まで。
キャンペーンの主催は、国土交通省九州運輸局、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、福岡市、北九州市、熊本市、九州観光推進機構。NEXCO西日本やレンタカー事業者などの協力を得て実施する。
発行するパスは、「Kyusyu Expressway Pass」。九州内の高速道路が2日間・2500円〜10日間・1万500円で何回でも利用できる。乗り捨ても可能で自由にドライブコースを設定できる。
英語、韓国語、中国語繁体字でチラシなどを作成し、ドライブの魅力を海外の消費者や旅行会社に発信。韓国に対しては情報誌やウェブサイトで情報を提供、台湾や欧州には旅行博やプロモーションを通じてPRする。
受け入れ態勢も整備し、レンタカー事業者の外国語対応など貸し出し態勢を整備した。営業所数は各レンタカー事業者の合計で77カ所。