国土交通省九州運輸局はこのほど、法務省の出入国管理統計を基に、九州への外国人入国者数をまとめた。今年1〜9月累計の入国者数は、クルーズ船の寄港地上陸(15万9096人)を含めて121万7097人となり、前年同期に比べて26.1%の増加になった。
1〜9月累計の寄港地上陸を含まない入国者数を国別にみると、韓国が61万2294人で最多だったが、前年同期に比べて1.3%の減少だった。1万人以上の国・地域は、台湾が前年同期比26.5%増の15万9980人、中国が同55.7%増の9万9643人、香港が同69.3%増の5万5737人、米国が同38.6%増の同2万5992人、タイが59.2%増の2万4375人。
クルーズ船の寄港地上陸を含まない10月の速報値は13万256人で、前年同月に比べて48.4%増加した。