インフルエンザの流行が懸念される中、室内空間の除菌、消臭、加湿を行う噴霧器「ジョキナールミスト・室内用」が発売された。「インフルエンザやノロウイルス対策に加え、花粉症にも効果がある」と販売先の九州観光。
8畳ほどの客室空間に使える。原料は、弱酸性次亜塩素酸水。水で希釈した原料を専用の噴霧器にセットするだけでミストが噴霧される。一度セットすれば連続7時間、自動運転される。
アルコールでは除菌しきれないインフルエンザウイルスや食中毒の原因となる病原性大腸菌「O157」、サルモネラ菌などを強力な除菌効果で不活性化させるほか、におい対策にも有効だ。
新たなにおいを付け加えて消臭するのではなく、空気中にある臭気のもとから分解するのが特徴で、さらに、加湿効果も見込める。乾燥によるのど、肌荒れ防止効果に加え、マイナスイオンによるリラックス効果や静電気防止効果などもあるという。
噴霧された液体は除菌、消臭といった役目を終えると自然に分解されて通常の水に戻る。塩素の残留性も低く、有毒な塩素ガスの発生も極めて低いという高い安全性を実現した。
ジョキナールミスト・室内用は、九州にあるホテルや病院、一般家庭などに先行販売し好評なことから、全国の宿泊施設に向けて提案する。「高い安全性と確実な除菌効果の両立が可能」と呼び掛けている。価格は1万3千円(税別)。
この件についての問い合わせ先は、九州観光・空間除菌事業部(TEL06・6531・5544)。
ジョキナールミスト・室内用