帝国データバンクはこのほど、事業承継に関する企業の意識調査を行った。事業承継への考え方について、67.0%が経営上の問題と認識していると回答。新型コロナウイルス感染拡大を機に事業承継への関心が高まったとする企業は8.9%だった。
経営上の問題と認識する67.0%のうち、11.8%が「最優先の経営上の問題と認識している」、55.2%が「経営上の問題の一つと認識している」。
新型コロナウイルスの拡大を契機とした事業承継に対する関心の変化を聞いたところ、「変わらない」が最も多く、75.0%だった。「高くなった」企業は8.9%。「低くなった」は2.3%だった。
事業承継の計画の有無は、「計画があり、進めている」が18.7%、「計画はあるが、まだ進めていない」が21.1%と、約4割が計画があると回答した。