システム開発や販売、ホテル・旅館のコンサルタント業務を行う京(長野県松本市)は10月1日から、非接触QR受け付けシステム「COROSUKE(コロスケ)」の提供を始める。チェックイン時の事務手続きをシステム化することでフロントでの密を避け、従業員と宿泊客の感染リスクを軽減する。
フロントのPCモニターやタブレットに宿泊者専用のQRコードを表示。宿泊客に自身のスマートフォンで読み取ってもらい、部屋の鍵を渡した後、室内で必要事項を記入してもらう。
記入する事項は施設ごとに自由に増やすことが可能。外国人の場合はカメラ機能でパスポート画像をデータ化する。
料金は旅館・ホテルプランで、月額千円から。1チェックインごとに1~3円の利用料がかかる。「大手のタブレットチェックインシステムに比べ、導入しやすい低価格の設定にした」と同社。データの保管期間は3年。
同社は松本市内のホテルニューことぶき、上高地温泉ホテル、松本ホテル花月の3事業者が設立した。
ホテル導入例