京都市温泉観光活性化協議会(磯橋克康会長=嵐山辨慶)は11月21日、京の温泉の魅力を発信するキャンペーンを開始した。施設の魅力を凝縮したPR動画や無料宿泊券のプレゼントなどで認知度を高め、利用者増を目指す。
キャンペーンは今回で4回目、来年3月末まで実施する。東京駅や名古屋駅、新大阪駅のデジタルサイネージでも情報発信する。
PR動画は京都のミスキャンパスがインスタグラムをもとに温泉や観光地を巡る内容。
例えば、伏見では酒蔵巡りや日本酒とすき焼きを堪能した後、温泉で疲れを癒やしたり、大原では大原女姿での観光後、露天風呂で寛ぐなど、京都観光と温泉の魅力を英語字幕付きの3分ほどの動画で紹介している。動画は協議会の公式ホームページで見ることができる。
PR動画を見て、コメント欄に感想を書いてもらい、キャンペーン特設サイトから応募した人の中から25組50人に無料宿泊・入浴の特典をプレゼントする。このうち、宿泊プレゼント対象は6組12人で、ハトヤ瑞鳳閣や京都竹の郷温泉などに泊まることができる。
また、対象施設の予約や利用時に「京の冬の旅」パンフレットを提示すると、オリジナルの土産がもらえたり、割引が受けられる。
京都市内には協議会加盟の17施設を含めて、32の温泉利用施設がある。