京王電鉄は7月21日、感染症予防対策をまとめた動画を公開した。
京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、社長:紅村 康)では、お客さまにより安心して、快適に電車をご利用いただくため、新型コロナウイルス感染症等の感染予防に向けた、様々な取り組みを実施しています。今回はその中でも当社ならではの取り組みをご紹介します。
1. 車内換気【密閉対策】
当社車両の空調装置はすべて、冷房運転時に外気を取り込む仕組みとなっています。これにより、車内の空気が5分~7分程度で入れ替わります。また、ドアの開閉や一部窓開けの実施により、換気を促進しています。
【車内換気イメージ】
当社車両の空調装置はすべて、冷房運転時に外気を取り込む仕組みとなっています。これにより、車内の空気が5分~7分程度で入れ替わります。また、ドアの開閉や一部窓開けの実施により、換気を促進しています。
【車内換気イメージ】
2. 車両内の抗ウイルス・抗菌加工
7月下旬から順次、当社の全車両(873両)のつり革、手すり、座席、ガラス面、壁面など車両内全般に抗ウイルス・抗菌効果のあるコーティング剤注の噴霧加工を実施します。
注:本コーティング剤はインフルエンザウイルス、ネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替)、大腸菌、黄色ブドウ球菌などへの効果が確認されています。
有効期間は3~4年程度です。なお、コーティング剤は人体への影響はありません。
※噴霧の様子は下記動画をご覧下さい。
3. 混雑情報の提供
電車をご利用されるお客様の「密集」「密接」を避け、空いている時間帯へのご乗車(オフピーク乗車)を積極的に推奨するため、当社ホームページ「お知らせ」欄にて、ラッシュ時間帯のお客様ご利用状況を提供しています。
(毎週水曜日更新・下図は7月14日調査分)
【京王線 新宿駅】 【京王井の頭線 渋谷駅】
また、当社ホームページ「時刻表」欄では、列車別の混雑状況の目安を表示しております。
4. 座席指定列車「京王ライナー」の増発
6月1日から当面の間、平日朝間の京王八王子発新宿行き京王ライナーを2本、橋本発新宿行き京王ライナーを1本増発しています。
【参考】平日夜間の京王ライナー運行状況