台風18号の大雨被害から復旧した姿をアピールしようと、京都市の門川大作市長らが4日、JR東京駅前の「京都館」で通行人らにチラシを配り、京都観光をアピールした=写真。京都五花街の舞子さんも駆けつけ「来ておくれやす」と呼びかけた。
市長のほか、嵐山保勝会の石川暢之介会長、市観光協会の岡田秀人専務理事らも参加した。
門川市長は「関係者の懸命な努力で元気になった。全国から支援をいただいたので、十倍返しでおもてなししたい」とユーモアを交えあいさつ。石川会長は「大雨の映像が(テレビで)繰り返し流され、風評被害にも悩んでいるが、早く払拭したい」と述べ、元気な嵐山を強調した。
五花街(祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東)の舞子が一堂に会するのは珍しい。「京都は普段と変わらず元気どす。京都に起こしやす。『秋のをどり』を見に来ておくれやす」と笑顔で呼びかけた。
嵐山地域ではもみじ祭(11月10日)や京都・嵐山花灯路2013(12月14〜23日)など伝統行事も通常通り行われる。