東日本大震災や福島第1原発事故などの影響で減少するアジアからの観光客を取り戻そうと、京都、大阪、神戸、堺各市と大阪観光コンベンション協会は6日から順次、中国と台湾、香港、韓国の現地新聞に関西の安全をアピールする広告掲載を始めた。
中国の新民晩報、香港の東方日報、台湾の自由時報、韓国の東亜日報など7紙に掲載する。文面は現地語(中国語簡体字・繁体字、韓国語)で、タイトルは「心と手を繋いで、希望の満ちた復興の道へ」とした。
広告は復興支援に感謝するとともに、「関西各都市は被害は全くなく、すべて安全に通常通り機能している」と強調。その上で「今後も観光推進に努め『観光で日本を元気にする』ための中心として関西が一丸となり、日本の復興に貢献していきたい」とし、関西への観光を呼びかけている。
香港の新聞に掲載した広告